2016年3月。
東日本大震災 最大の被災地 石巻市の仮設住宅には約半分の住民が残っています。
津波全壊地区の雄勝や大川、長面などは
集団移転ですが入居予定はH30年度の方々もいます。あと2*3年も 仮設住宅の暮らしを余儀なくされ、仮設住宅の集約での引越も ありえます。
復興住宅に入られた方々にも 直接的、間接的に話を聞くことがあります。
最初は夢の生活。隣の音を気にする事もなく…。
しかしプライバシーが守られる反面、隔離部屋に入ってるよう。との声も。
1人暮らしの お婆ちゃんがイベントに来た時に言いました。
「部屋にいたら 人と話す事も こんなに笑う事もないわ」。
友達づくりも 1から やり直し。
今、必要なボランティアの役割は
*生きる力を支える
*住民さん同士が 仲良くなれるように接着剤・パズルのピースの役割
あと、津波で我が子を亡くした御遺族同士がツナガリ、全国に防災減災や命の大切さを発信しています。
KISSIN’HEART 東北としても、ボランティア参加者を震災遺構や被災現場に案内し、御遺族から生の声を聞き、未来へと 語り継いでもらうようにと
防災、減災も重要視して活動しています。
*その場に立つと分かる事がある
*亡くした命を未来に活かす(生かす)
このようなテーマを掲げて、現在も月1回、関東から東北被災地でボランティア活動しています。
確かに復興のスピードは被災者さん毎に
かなり違いますが、復興から 取り残されてしまう方々に寄り添い、声を聞くことが重要だと感じています。
東北人は我慢強く、優しく。
ツライ言葉のすぐ後に笑い声で笑顔を見せてくれます。
なんとか少しでも力になりたいと思わせてくれる人ばかりです。
大自然は綺麗で、新鮮な海の幸は美味しく、人との ふれあいは温かい気持ちになれます。
子供たちは無邪気で人懐っこいです。
今からでも遅くありません、東北の方々と縁をつくりに来てください。
お金じゃ買えない価値があり、自分の成長にもなります。
出会いは偶然ではなく必然(^^)
さぁ、今こそ東北!